mr.BONES の概要
ソフトの基本情報はこちらをご参照ください。

mr.BONES はガイコツが主役のアクションゲームです。
コンビニ専売ソフト
mr.BONES はコンビニ専売のタイトルとして1997年6月27日にセガから発売されました。
海外では前年の1996年にすでに発売されていました。その日本語ローカライズ版です。
セガサターン対プレイステーションの対決は流通改革の戦いでもありました。
当時ソニーはプレイステーションを取扱う小売店に対して、定価販売の強制や中古ソフトを取り扱わないような契約を結ぶなどして、流通をコントロールしていました。

プラットフォーム競争と垂直制限 -ソニー・コンピュータエンタテインメント事件を中心に-
https://www.jftc.go.jp/cprc/reports/index_files/cr-0508.pdf
さらに1996年の11月にデジキューブという会社がコンビニでゲームソフトを売るという取り組みをはじめました。
セガのタイトルもこの流れは無視できないが力も入れたくない、そこで元々それほど売上げも期待できないこのソフトに白羽の矢が立ったのかも? と個人的には思っています。
こんなに一般ウケしなさそうなソフトをコンビニに並べる(しかも専売)意味がわからないですし(笑)
普通のゲーム屋で見かけた記憶があるので、発売からある程度経過したらコンビニ以外でも取り扱うようにしていたのかもしれません。
本当にコンビニだけでしか売っていなければもっとプレミアつきの高額ソフトになっていそうなものですからね。
今は比較的安価に入手可能です。
ゲームの内容
さてゲームの内容ですが、ゲームは全22ステージから成るアクションゲームです。
基本の操作はありますが、ステージ毎に異なるシチュエーションでクリアの条件や操作方法も変わってきます。
中にはアクションゲームとは呼べないものもあったり。
いかにも洋ゲーらしく、各ステージの難易度は比較的高めです。
私もステージ11の BIG BONES だけは何時間やってもクリアできず、とうとう裏技に手を出してしまいました。
ストーリーはガイコツを操る魔術師、ダ・ゴーリアンの術にかからなかったボーンズが、ダ・ゴーリアンを倒すために旅をする、という内容です。
ダ・ゴーリアンに操られたガイコツの追手から逃れたボーンズは、ダ・ゴーリアンを打倒すべく奴の居城を目指すのでした。
ステージの合間に挿入されるギャグ混じりのCGムービーも魅力的です。
ボーンズをはじめ、登場キャラクターが見せる陽気なノリのギャグが楽しみで次へ次へと進みたくなります。
お気に入りのステージ
全22ステージの中からお気に入りのステージを紹介します。
GUITER SOLO
ギターを弾いてガイコツの聴衆をノリノリにさせるというステージ。
3つのボタンでノリノリにギターを弾きます。
聴衆の中にはペンライト代わりにロウソクを振っているガイコツも居たりして楽しいです。

DRY MEAT
ドラゴンのガイコツ(?)、スパーキーが襲ってきます。
ステージクリア後にセガサターンのパンツァーラグーンをパロディしたネタを織り交ぜてきます。

FUNNY BONES
全くアクション性がないステージですが、ダジャレのバリエーションが豊富!
ガイコツだけに通じそうなガイコツネタなどバリエーション豊富(それは難易度に直結)
私が確認した限りでは37個のギャグがありました。
1回で8個のギャグしか出てこないので、見逃しは勿体無いですね(笑)
ギャグの内容は日本版独自のもののようです。

そして気になる結末は……
ボーンズの生前の姿や、道中でギターを教えてくれたミュージシャンなど何らか背景がわかるかと思いきやクリアしても結局何もわからないです(笑)
こういうB級映画っぽいのようなノリもこのゲームらしい、良いところでしょうか。
mr.BONES のレビュー記事です。

mr.BONES 攻略の記録一覧はこちらです。

mr.BONES 攻略の記録 その1はこちら。
