スポンサーリンク

【Switchやレトロフリークでも使えるサターンパッド】Retro-Bit SEGA Saturn 8-Button Arcade Pad – 2.4GHz Wireless レビュー

グッズ

前々から気にはなっていたのですが若干値段が高かったので後回しにしていた「Retro-Bit SEGA Saturn 8-Button Arcade Pad – 2.4GHz Wireless」(以下 Retro-Bit)を買ってみました。

パッケージ

こちらはセガサターンおよび PC, ニンテンドー Switch、メガドライブミニなどで使用できる、ワイヤレスのコントローラーです。
セガサターン実機向けと、USB端子用の2本のレシーバーが付属していて、それぞれの機器で使用することができます。

スポンサーリンク

おおまかな使用感

まず使用感です。

ボタン

買ったばかりということも多少はあるかもしれませんが、純正のセガサターンパッドと比べると十字キーも各種ボタンもやや固いです。
特にL/Rが固く、ボタンがハマってしまう場合があります(個体差?)。

とはいえそこいら辺のパチモノコントローラーとは全然違います。
日常的にセガサターンのコントローラーを使用している私でもL/Rボタンはやや違いを感じましたが、それ以外は比べなければ特に気付かないぐらいのものでした。

遅延

KOF95で動作確認してみた

ワイヤレスというと遅延が気になるところですが、こちらも特に感じません。
1Pに有線の純正セガサターンパッド、2Pにこのワイヤレスコントローラーを接続し、対戦格闘ゲーム(KOF95)でボタンを同時に押して比べてみましたが、問題なく同時に動きます。
クリアまでプレイして慣れている「レイヤーセクション」をプレイしてみても特に違和感は感じません。

スポンサーリンク

純正コードレスパッドとの比較

セガサターン純正の「コードレスパッドセット」と比較してみます。

重量

まず重量が違います。

Retro-Bit SEGA Saturn 8-Button Arcade Pad – 2.4GHz Wireless

Retro-Bit の 111g に対して

純正コードレスパッド(電池入り)

純正のコードレスパッドは 171g と重量が1.5倍以上。
純正の方は単三電池が2本も入っているため、重いです。

本体に付属のコントローラー

有線の純正セガサターンパッドは 91g。
そもそもセガサターンのパッドはかなり軽い部類です。
これに比べればやや重いものの、それほど違和感はないでしょう。

もちろん PS4 や Switch の PRO コントローラーと比べたら重量は半分からそれ以下。
十分軽いです。

操作感

繰り返しになりますが、Retro-Bit の方はボタンがやや固いです。
押した感覚としては純正のコードレスパッドの方が、有線のセガサターンパッドに近い感覚です。

しかし、純正コードレスパッドはパッド自体がとても厚いです。
乾電池が入っている関係でかなり分厚く、握った感じは(有線パッドそのままな)Retro-Bit の方が純正に近いです。

感度

純正コードレスパッドは赤外線なので、受光部に向ける角度がかなりシビア。
セガサターンの本体と同じ高さなら問題ないですが、ちょっと寝そべっていたり、椅子に座ってプレイしていたりするような場合にパッドを傾けただけで入力が通らなくなります。
これは結構辛いです。
Retro-Bit の方は 2.4GHz 無線なのでそのような問題は全くありません。
本体の裏側に回ってプレイしていてもきちんとプレイできます。

それに純正コードレスパッドの方はチャタリング(同じ入力が連続して入るような誤動作)をよく起こします。
アクションゲームやシューティングゲームでは致命的です。

その他

純正コードレスパッドはコントローラーポートを2つとも使う

純正コードレスパッドは受光部が1P,2Pが一体となったもので、コントローラー2つを使用する場合はコードレスパッドセットとコントローラーのみのコードレスパッドの2つが必要でした。

Retro-Bitは1Pのみ、2Pのみワイヤレスが可能

対して Retro-Bit の方は端子1つに挿すタイプですので、1Pはワイヤレス、2Pは有線のパッドという使い方ができます。

Switch やレトロフリークでも使用可能

付属の USB 端子用のレシーバーを使用すればニンテンドー Switch やレトロフリークにも使用可能です(もちろんPCでも使用可能)。
さらに通常のサターンパッドと違い、スタートボタンの上に小さな「HOME」と「SELECT」というボタンが追加されていて、最近の機種にも使いやすくなっています。

ただし、レトロフリークで試したところ「HOME」ボタンが認識されませんでした。
これは残念です。

スポンサーリンク

使用方法

特製ケースに収まっていて少し高級感がある

ちょっと高級感のあるプラスチックケースに入っていてかっこいいのですが、箱の中にはこのケースがそのまま入っているだけで説明書の類が一切入ってなかったのでビビりました。

一応使用方法を記載しておきます。

マニュアル

マニュアルは

Retro-Bit - Controllers - Support
If you are unable to locate what you are searching for or require further assistance, please e-mail us at info@retro-bit.com.

上記の Retro-Bit サポートページから
Instruction Manuals の SEGA Saturn 8-Button Arcade Pad – 2.4 GHz Wireless という項目より PDF がダウンロードできます。

ペアリング

(各レシーバー毎に)初めて使用する場合はペアリング操作が必要になります。
ペアリングするには

  1. コントローラーポートにレシーバーを差し込みます。
  2. レシーバーの LED が点滅するのでコントローラーのスタートボタンを押します。
  3. コントローラーの LED が点滅するので、レシーバーとコントローラーの LED が点灯したままになるまでレシーバーの SYNC ボタンを押します。

これで OK です。
詳細はマニュアルでご確認ください。

ゲームをプレイする際に

一度ペアリングした後は、本体の電源投入後、パッドのスタートボタン + B ボタンを押すとレシーバーと接続されて、パッドが使えるようになります。

5分間操作がないと自動的にスリープ状態になります。
復帰する時にまた上記の操作が必要です。
これはちょっと短いかな、と感じます。

スポンサーリンク

まとめ

値段は若干高いですが、純正のコードレスパッドセットが定価4800円だったことを考えれば、レシーバーが2本も付属しているので妥当なところです。

最近のゲーム機に慣れているからコントローラーはワイヤレスがいいな、純正のコードレスパッドが気になるな、という方はこの Retro-Bit の SEGA Saturn 8-Button Arcade Pad – 2.4 GHz Wireless を強くお勧めします。

この記事に使われているゲーム画面の著作権はすべて権利者にあり、当ブログは権利者の温情により使わせていただいている立場です。
権利者から削除要請があった際には真摯に対応いたします。

管理人
ハマチさん

セガサターンと共に青春時代を過ごした1979年度生まれ。

幼少期にセガマーク3を買い与えられセガ道に入るも、ファミコン、スーパーファミコンと王道を進みセガはメガドライブとゲームギアを嗜む程度。

セガサターン世代になってセガ道に復帰。
セガのコンシューマハード事業撤退以降は世を忍んでセガサターンのソフトをコツコツと買い拾うもののプレイせず。

最近セガサターン現役時代気になっていたけどプレイしていなかったソフトをプレイしながらブログに記録することを始める。

ブログ内の誤りやリンク切れなどありましたら Twitter にてご連絡いただけますと幸いです(もちろんお問い合わせフォームでも構いません)

ぜひ twitter でのフォローをお願いします
スポンサーリンク
グッズ
スポンサーリンク
セガサターン生活のススメ
タイトルとURLをコピーしました