こんにちは、ハマチさん(@ss19941122)です。
引き続きクロス探偵物語を進めていきます。
第三話「ゆがんだ名門校」の14回目です。
プレイ日記ということでネタバレを含みますのでご注意ください。
前回脅迫状のトリックを解明しました。
しかし学長との約束で今日の午後と翌日の日曜日しか時間がありません。
張り込み
学長は何かあったら報告するようにといって戻っていきました。
松木先生と神城さんには口止めして、捜査を再開することにしました。
脅迫状のトリックが剣の推測どおりなら、犯人は画鋲を回収しにくるはず。
少し離れたところから様子をうかがいます。
授業が終わり、生徒が下校するまで待ちましたが、結局犯人はあらわれませんでした。
事件発生！
校舎に戻るとあわてた様子の警備員が目に入りました。
「事務室の酒井さんって人から屋上から電話があったんです！ 特上から飛び降りるって！！」
酒井さんは以前神城さんに脱税のようなことを強く命令していたおばさんですね。
警備員と急いで屋上に向かいます。
向こう側の校舎に酒井さんらしき人影が！
靴を揃えて金網フェンスにつかまっています。
警備員が呼びかけても反応がありません。
警備員によると、向こうの屋上へ行くには反対側の階段から上がるしかない。
そうこうしているうちに酒井さんは飛び降りてしまいました。
急いで下に降りると……。
酒井さんの遺体が。
さすが大人向けサスペンス。
表現がなかなかグロテスクです。
酒井さんは即死でした。
今度は酒井さんが飛び降りた方の屋上に行って現場を調べてみます。
くつが揃えておいてありました。
おそらく酒井さんのものでしょう。
遺書などは見当たりませんでした。
ここからひとりで飛び降りたのは見ていたので自殺で間違いなさそうですが……。
自殺前にわざわざ電話をしてきたのは違和感があります。
事務室へ向かうと、すでに学長が待っていました。
自分と警備員が目撃したので自殺は間違いないと説明して、とりあえず事務室の中に入ります。
遺書
事務室のパソコンには遺書と思われる内容が書かれたテキストが表示されていました。
遺書の内容はこうです。
「私は今 罪の意識にさいなまれています。世間のみなさまには 大変申し訳ないことをいたしました。このお詫びは死んでいたします。私の秘密は こころの中にしまってあります。 酒井はるみ」
遺書の中で使う場合は「こころの中にしまっておきます」と書くのが普通。
それが「こころの中にしまってあります」と書かれているのは違和感がある、と剣。
言われてみれば確かに！
全く気づかなかった。
さらに「こころ」がひらがななのも不自然だと。
ポインタを使って事務室を調べていきます。
本棚の最上段の黄色い本を調べると……。
夏目漱石の「こころ」がありました。
……！
そうか！
出たー！
このディスクの中に「私の秘密」が……？
きっと脱税の証拠となるファイルです。
脱税は酒井さんがひとりでやっていたことかもしれないけど表沙汰になればエリスの名前に傷がつくから他言無用だといわれ、大野学長にディスクを取られてしまいました。
探偵は雇い主の秘密を厳守するものだともいわれ……。
しかしなぜ酒井さんはディスクを隠したのでしょうか。
まさか学長が口封じのために酒井さんを……？
急展開でさらに面白くなってきました。
つづく
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