因果応報
引き続きセガサターンの仙窟活龍大戦カオスシードをプレイしています。
主人公が能天気だったり敵キャラもギャグ調のイベントが多い雰囲気のゲームですが
シナリオはとてもシリアスですね。
ここまでのプレイ時間は29時間21分。
あらすじ
このシナリオはこれまでのシナリオと違い、
「龍の秘術「天封呪」によって平行世界に飛ばされてしまった主人公」という
一文がありません。「シナリオ6 封印の門」の ED4 で
平行世界から戻った主人公によって龍が倒され、
時封呪の巻物を手に入れた後の主人公の物語です。
龍を助ける
ある日、邪精に襲われたヒロイン。
目の前に突然たまごが現れ、そこから生まれた龍に助けられます。
主人公も協力し龍を育てます。
「シナリオ2 最初の仙窟」において山中でヒロインを助けたため
面識があるようです。
カオスシード
仙窟の奥の遺跡で「カオスシード」を見つけます。
何故か龍はカオスシードを食べたがります。
王蒼幻が現れ龍は別世界から来たものだと警告しますが、カオスシードの存在に気付き、
龍を主人公に任せると言い残していきます。
シナリオ3の「仙獣のたまご」で大僧正に飛ばされたたまごから孵化したのがこの龍なのでしょうか?
カオスシードは感情を養分として成長することを三界老師から聞きます。
カオスシードを食べたがる龍
成長した龍は言葉が使えるようになり、龍脈がおかしいのも自分のせいだと告白します。
そしてカオスシードを食べたいと言ってきます。
カオスシードを食べればと自分の力を抑えられるかもしれないと。
拒否すると一緒には行動できないと、去っていきます。
三界老師は龍の身体には邪悪な力が宿っているのかもしれないと言います。
カオスシードに養分を満たし、龍のところへ行こうとすると、王蒼幻が再び現れます。
王蒼幻は、カオスシードに与えた感情は養分として補ったのではなく心を取り込まれたのだと言います。
その心を他者に与えたらどうなるのか?
龍はやはり黒い龍(中の邪悪が出ると黒くなる?)でした。
カオスシードを龍に与えるか否か
最後、龍にカオスシードを与えるか、選択が出ます。
結末1(カオスシードを与えない)
龍は主人公を平行世界に飛ばそうとしますがヒロインが身代わりになってしまいます。
龍を倒した主人公ですが、その怒りによって時封呪が発動してしまいます。
龍は1000年前の洞天福に飛ばされてしまいました。
ここから自らを石にして1000年待ち、「シナリオ2 最初の仙窟」に繋がるわけですね。
なお、ヒロインは平行世界へ飛ばされ石になり、「シナリオ6 封印の門」へと繋がります。
結末2(カオスシードを与える)
カオスシードを龍に与える決断をした主人公。
龍の中の邪悪が出てきます。
カオスシードを龍に与え、邪悪の黒い龍を打倒した主人公。
自分の心が入ったカオスシードを龍に与えたことによって
喜怒哀楽を失ってしまいました。
ヒロインと龍、主人公の3人で暮らしますが
主人公は元に戻りません。
ある日龍は主人公を連れ出し、しゃべれることを告白します。
時の監視者と同じく黒い龍も造られたものなのでしょうか?
龍はカオスシードを主人公に返し、仙獣界へと去っていきました。