先日、Xbox の Diablo2 Resurrected プライム・イービルコレクションを予約購入しました。 リリースまでの間、セットの Diablo3 Eternal Collection (Xbox は英語版)で遊んでいました。 これに(再び)ハマってしまい「あぁ……寝そべってプレイできたらなぁ」という感情が日に日に強くなってきました。

Razer Kishi for iPhone
そこで購入したのがこちらの「Razer Kishi for iPhone」です。 iPhone 用のものは AppleStore(ネット)でも購入することができましたので、こちらの方が若干ですが安かったこともあり AppStore アプリから注文しました。
スマホ向け有線接続コントローラー
Razer Kishi はスマホに接続するコントローラーで、基本はコントローラー操作に対応したスマホゲーム用です。 もちろん Xbox アプリから Xbox Series X|S をリモートプレイした場合のコントローラーとしても使えます。 (PS5は所有していませんが、あちらのリモートプレイにも使えるでしょう)
Razer Kishi は iPhone 用、Android 用、それにボタンの色やマークを Xbox に合わせた for Xbox(Android用)というものがあります。
付属のラバーグリップを交換することで、スマートフォンの種類ごとの厚みの違いを吸収します。
ラバーグリップは iPhoneXS、iPhone11Pro 用の TypeA と iPhoneXR、iPhoneXSMax、iPhone11、iPhone11ProMax 用の TypeB の2種類が付属していて、TypeB の方が最初からセットされていました。

iPhone を装着する前の状態
右側はコネクタへ差し込み、左側は抑えるだけという機構ですが、故意にひねったりしなければ特に不安定さはありません。 インカメラが隠れることもないので、Razer Kishi を装着したまま FaceID でのロック解除もできます。
使用感

ニンテンドースイッチのと比較
ニンテンドースイッチと比べると、iPhone12Pro ではやや画面が小さいです。 Pro Max の方だとちょうどいいかもしれません。
リモートプレイ自体はこのコントローラーとは無関係なので割愛します。 普段使っている Xbox のコントローラーとスマホをペアリングしてリモートプレイすることでプレイ感は確認できます。 ラグは全く気にならないこともあれば、たまに飛んだり(画面の更新が一瞬止まったり)することもあります。 Microsoft Store アプリなどリモートプレイでは起動できない機能もいくつかあります。
十字キーは Xbox のコントローラーの方はカチカチ言い過ぎと思っていたのでそれに比べるとふわっとしていてクリック感が少ないタイプです。 アナログスティックはニンテンドースイッチよりは深く傾く感じで、Xbox のコントローラーと同じくらい。
ただ、スティックについては Xbox のコントローラーはスティックの中央にしっかりとしたくぼみがあります。 この Razer Kishi の方ではくぼみがあるにはあるのですがやや浅く、指が滑ってきてしまうためそこをカバーしながら操作しなくてはいけません。 そのため長時間プレイしているとやや指が疲れます。

R1, R2 ボタン
ボタンについて、X, Y, A, Bボタンは問題ありません。 メニューボタン、ホームボタンなどはプラスチック感、クリック感強めです。 LT、RTボタンは形状的にプレイステーションのL2、R2ボタンに近いです。
右手側の下に充電ケーブル用の Lightning コネクタが出ています。 iPhone 本体の充電が少なくなってきたときは装着したまま充電できます。 ただし充電用なので Lightning 端子のイヤホンなどは使用できません。 音をイヤホンで聞きたい場合には iPhone の本体 Bluetooth で無線接続する必要があります。
肝心の寝ながらプレイはどうか?
すでに仰向けで寝落ちするまで何度もプレイししています。 挟み込むように力を入れなければいけないとか、グラつきが気になるとかそういったことは一切ありませんでした。
重量もニンテンドースイッチの 398g に対して iPhone12Pro を装着した Razer Kishi は 348g と若干軽い。 この違いは結構大きいです。
据え置きゲーム機を寝る前にちょっとプレイするのには最適なアイテム。 おすすめです。