先日、家にしまい込んであった白サターンの動作を確認したところ、白サターンでは動かないとされるアウトランが動く個体でした。
モデルチェンジの直後に販売された白サターンでは、白サターンでは動かない一部のソフトが動きます。
せっかくなのでこの本体を活用したいと思いましたがケースがあまり綺麗じゃありません。
白サターンではおなじみの経年劣化による黄ばみです。
過去何度かワイドハイターEXを使用した漂白などをやっていますが、結構大変です。
そこで今回、海外のショップで売られている交換用の外装ケースを注文してみました。
こちらです。
Game-Tech というサイトです。
カラーバリエーション
カラーは8種類用意されていて、それぞれで価格が異なっていました。
売り切れているカラーもあります。
スケルトンサターンも持っているので、スモークは避けましたが、色合いとしては一番無難そうです。
この中から今回はブルーを選びました。
価格は購入時(2021年10月)で $89.99 でした。
日本円で1万円を少し超えるぐらいですかね。
中身がないのにこの値段は、普通に考えると厳しいですね。
私は過去ワイドハイターでの漂白経験から、しっかり液体に漬け込もうとするとワイドハイター代だけで5000円ぐらいはかかることがわかっています。
しかもそれで満足行く仕上がりになるかどうかは不確定で、それなりにリスクが高いです。
しかも前回漂白した際は電池カバーを入れ忘れて痛い目を見ました。
それに何より面倒なので、それをするよりはしっかり「新品の」ケースを買ったほうが満足度も高いのでは、と自分を納得させて購入に至りました。
実物
これが実物です。
こういった箱に入っていました。
「Retro is COOL」のロゴがいい感じですね(笑)
内容物は上下のカバーと電池カバー、電源ボタンでした。
リセットボタンやカートリッジスロットの蓋、バネ類などはカバーに取付けられた状態で、自分で取り付ける必要がなかったのは楽でした。
バネ類は自分でやると結構面倒なので(灰色サターンのイジェクトボタンはかなり大変)。
リセットスイッチに接続する黒い棒は入っていなかったので、これは元のケースから外して使う必要があります。
取付けの様子は動画にしてアップしましたので、こちらもあわせて御覧ください。
動画では Terraonion MODE や ReSaturn PSU と呼ばれる電源キットも取付けたりしているので工程が複雑になっていますが、普通のドライバーだけで交換することができます。
感想
肝心のケースの出来ですが、全く問題ないと言えると思います。
スケルトンサターンも所有していますが、それと比較しても質感が安っぽいような印象はありません。
表面も元の本体と同じようにつや消しの仕上げになっています。
しいて言えば色が原色バリバリなのでどギツいくらいでしょうか。
それとこれは自分の個体だけの話かもしれないですが、CDカバー部分の開き方が異常に遅いです。
バネの強さの問題なのか、とてもゆーーーーっくりと開くので、元のカバーからバネを取り出して交換しました。
ここは最悪でも元のカバーと交換すれば回避できるので良しとしました。
値段はお高めですが、やはり新品というのは良いものですね!
ケースの黄ばみが気になるけど、これからもサターンを大事に使っていきたい、という方はぜひ検討してみてはいかがでしょうか。