こんにちは、ハマチさんです。
セガサターン初のX指定ソフト「スーパーリアル麻雀PV」のレビューをします。
Nintendo Switch 版
2019/03/14 に Nintendo Switch のダウンロード用ソフトとしてこの「スーパーリアル麻雀PV」が配信されました。
こちらも内容はセガサターン版に準拠しているそうです。
こちらにはインタビュー記事が掲載されています。
Switch版『スーパーリアル麻雀PV』はサターン版準拠にしつつ脱衣シーンには白い光が! 反響次第では『PII』〜『PIV』、そして新作も?
何やら表現の修正が窺われる表題となっていますがその真相は……購入して確かめてみてください!(笑)
基本情報
セガサターン版スーパーリアル麻雀PVの基本的な情報です。
発売元 | セタ |
発売日 | 1995 年 5 月 26 日 |
価格 | 8800円 |
型番 | T-16501G |
サタマガ読者投票 | 8.7022 |
セガサターン初のX指定ソフト
テレビゲーム倫理審査機構というセガ社員によって運営されているセガの社長室直属の組織があり、セガサターンではそこで定めた基準により3種類のレーティングが設けられていました。(出典:グレートサターンZ 1996年8月号)
- 全年齢推奨
- 年齢制限(推奨年齢18才以上)
- 18才以上 X指定
スーパーリアル麻雀PVと言えば、セガサターンで最初の「X指定」ソフトです。
X指定ソフトは1996年10月1日に廃止されるまで、セガサターン(の一部)を盛り上げてくれた功労者した。
きっとX指定ソフト目当てに本体を購入した人も居たことでしょう。
そしてこのスーパーリアル麻雀PVはアーケードからの完全移植により胸のアレが見えているため、X指定となっています(残念ながらブログではアレはお見せできません!)
セガサターンにおけるリアル麻雀シリーズ
このスーパーリアル麻雀シリーズには全てP’sCLUB限定版という、リアル麻雀のオフィシャルファンクラブ限定で発売されたバージョンが存在します。
そちらは全てピクチャーレーベル仕様となっていてディスクに絵柄がプリントされています。
店頭で販売されていた通常版は普通のゲームディスクとなっています。
セガサターンではこのスーパーリアル麻雀PVの他に
- スーパーリアル麻雀PVI
- スーパーリアル麻雀グラフィティ
- スーパーリアル麻雀P7
- リアル麻雀アドベンチャー 海へ
と、本作も含めて合計5本のシリーズが発売されています。
ゲーム内容
ゲームの方は、セガサターン本体の発売と同時期頃にアーケードで稼働し始めた、脱衣麻雀ゲームの完全移植です。
アーケードのゲームが半年で家庭用に移植されるというのはとても早い。
当時はこのスーパーリアル麻雀だけでなく、ファイナルロマンスシリーズやスーチーパイシリーズなど脱衣麻雀がアーケードの一角を占める定番ジャンルのひとつでした。
私も対戦格闘ゲームの合間の息抜きで(息抜きですよ)プレイしたりもしていました。
ただ、格闘ゲーム以上にあっという間に負けてお金がなくなってしまうので思い切りプレイすることもできずにいました(脱衣シーンをじっくり見ていると周りの目も気になりますしね…)。
ところがこの家庭用への移植! 次世代機ならではのスピード移植、完全移植。好きなだけプレイできるのが嬉しいですね。
また、この頃はまだ次世代機は価格も高く、子どもはスーパーファミコンで遊んでいました。
次世代機は基本的には高校生以上の大人が買うものだったので、ターゲット層としてもマッチしていました。
ゲームシステム
2人打ちの麻雀で女の子と対局していきます。
こちらには持ち点がありますが相手は単に負けた回数で脱いでいくので、とにかく早上がりした方が良いです。
持ち点が0以下になるとゲームオーバーになりますが、コンティニューした場合でも相手の脱衣段階は変わりません。
持ち点を増やすことは考える必要がないでしょう。
ストーリー
左から遠野みづき、早坂晶、藤原綾。
月浪学園高校に通う2年生です。
彼女たちは学校非公認の麻雀同好会を結成していて、新入部員を探していました。
麻雀同好会は非公認なので部室などもなく、彼女たちの家で対局することになります。
勝てば脱衣シーンが拝めます。
登場人物
遠野みづき
スポーツが大好きな健康的な女の子。
最初の対戦者です。
4回勝つと次の対戦者へと進めます。
藤原綾
体が弱い文学少女。
かなり立派な家に住んでいます。
対局中のBGMも落ち着いた雰囲気の曲になります。
5回勝つと次の対戦者へと進めます。
早坂晶
元気いっぱいですが脱がせると髪を降ろして雰囲気が変わります。
対局中もアップテンポな曲がかかります。
6回勝てばエンディングです。
エンディング
3人に勝つと麻雀勝負も終わりです。
コミカルなイラストとともにスタッフロールが流れます。
wikipedia にはRANK3以上でクリアすると隠しグラフィックが見れるという記述があるけど
このサターン版のスタッフロールのことかな?
プレイを終えて
ちなみに、クリアまでにコンティニューした回数は138回!
ゲーセンなら13800円かかっていたのですね……。
十分元は取りました!
オプションでFUKU(服)という設定があって、これをKINAI(着ない)に設定すると、自分が負けた時にも女の子が服を着ないでそのままの状態になるので、エンディングを見るにはそちらを設定した方が早いでしょう。
攻略法? としては、とにかく相手は積み込みで最初から良い手を持っているので、相手が和了してくるまでにこちらが和了しないといけません。
ただ、食いタンを簡単にさせないためかやたらとヤオチュウ牌が来るので、手を崩して多少強引にでもチャンタを狙って行った方が和了できるパターンが多かった気がしました。
あと役牌を最初から対子で持っている場合に、それが罠で全然来ないし相手も捨てない(しかも手に持っているわけでもない)ことがあるので注意です。
こちらの手が良く早く和了できそうな時ほど相手も早く和了してくるので急ぎましょう。
気になった方はぜひ Nintendo Switch 版のスーパーリアル麻雀PVの方もプレイしてみてください。