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【レビュー】クリア後の感想 スカイターゲット

クリア後レビュー
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ミッションスティックに対応している?

プレイのきっかけは「セガのゲームは世界いちぃぃぃ!」(通称セゲいち本)にミッションスティック対応と書いてあったことです。
ミッションスティックは購入から10年以上経つのにほぼ使ったことがなく、少なくとも動作確認のため何らか使っているとは思うのですがそれすら思い出せない状況。
久々にこれを使えるソフトをプレイしたいなーと思って探していたところ、このスカイターゲットの記述を見つけました。

しかし、ご覧の通り帯には「セガマルチコントローラー対応」とだけ書いてあり、ミッションスティックについては書かれていません。
中の説明書を読んでもミッションスティックのことは未記載。これはますます確かめてみたくなりプレイすることに。

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アーケード版は人気なし、移植度もイマイチ

このゲームはアフターバーナーのような戦闘機とミサイルによる3Dのシューティングゲームです。
戦闘機の3Dシューティングということでどうしてもアフターバーナーと比較されますが、雑誌の扱いはかなり小さくそれほどプッシュしていませんでした。
当時は格闘ゲーム全盛期でアーケード版があまり人気がなかったということもありますし、ゲームの出来自体もそれほど良くないということだったのでしょう。
アーケード版はほとんどプレイしていないのでよくわかりませんが、サターン版とはシステムが違うということもあるようです。

同じモデル2基板のバーチャファイター2があの素晴らしい出来だったので、それと比べるとこちらはどうしても見劣りしてしまいます。
キャラクターが2人しか出ない格闘ゲームと画面の奥まで見せる必要がある3Dシューティングとでは比べるのは酷ではありますが。

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クレジット少なすぎ! 画面見辛すぎ!

とはいえまずはミッションスティックを繋げてプレイしてみます(実はこれが失敗だった)。

ゲームは、米空軍が極秘に開発していた最新鋭戦闘機「XF/A-49 WhiteSword」が最終テスト飛行の際に同機の専属パイロットによって強奪、逃亡してしまった。
情報漏えいを防ぐため、XF/A-49 を奪回、最悪でも破壊するというミッションが下された、というストーリーになっています。

自機は4種類から選べますが、まずはデフォルトの F-14D を選択しました。

ゲームをはじめてすぐに感じたのが画面の解像度が低く画面が見辛いということ。
さらに自機が画面中央付近に表示されることになるので遠方からのミサイル攻撃が見えず、かなり不利。
アフターバーナーもスペースハリアーも含め、この手のゲームは弾の避け方がよくわからず、やられた時に納得感が乏しくて苦手です。

加えてサターンが半透明処理を苦手としておりこのゲームでは主に透明部分にメッシュの表現がされていますが、これもまた見辛さに拍車をかけています。
煙がメッシュになっていますが、敵機が被弾して出している煙、自機のミサイルからの煙、とにかく煙が多くてもう見づらい。
敵が弾を撃ってきていても全然わかりません。

そしてクレジットが3しかないのですぐゲームオーバーに……。
家庭用ゲーム機への移植なのだからクレジットをオプションで変更できるようにしてほしかったところです。
一応ランキングモードで各面で星5を獲得すればクレジットが増えるらしいですが、そんな腕があればクレジットを増やす必要ないので、ちょっと矛盾した仕様だと思います。

ミッションスティックについては、対応の記載はないですが一応動かすことはできました。
ただ、Bボタンの連射モードをONにしないと各画面でのBボタンでのキャンセルが効かなかったり、ソフトリセット(A+B+C+スタート)が効かないみたいです。

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スカイターゲット = アフターバーナー + パンツァードラグーン?

ゲーム開始からの敵の出方とか、アフターバーナーを意識(オマージュ)してるなーという場面が結構ありました。
CITY面ではBGMもアフターバーナーのオマージュになっていてアツい展開!
ちなみにBGMは全編ギターサウンドがノリノリ。
CD音源のため、CDプレイヤーで再生できるようです。

各面の最後は巨大ボスとの戦闘があります。
自機よりはるかに大きなボスとの戦闘はさながらパンツァードラグーンのようにも見えます(ゲーム性は全然違いますが)。

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サターンパッド + F-16C そして別ゲーへ

難易度はオプションで設定できるのでEASYに変更し、何度か挑戦するもあえなくゲームオーバー。
そこでミッションスティックをやめて普通のサターンパッドに替えて再プレイ。
すると何と言うことでしょう。照準が合わせやすい……! 弾が避けやすい……!
今まで避けているつもりでもなかなか避けられなかった弾も結構避けられるようになりました。
避ける時は左右より上下に動いた方が避けやすいように思います。

さらに、自機を F-14D から F-16C へと変更してみました。
そうすると、機体がスムーズに動くようになりさらに避けやすく!
ゲーム全体のフレームレートも心なしか上がった(一時的に上がる場面が増えた)よう。

何だ、結構面白いじゃん。
最初はクソゲーかなと思ったけどデジタルパッド + F-16C で別ゲーに変貌しました。

途中、上空から真下へ急降下したあと、発射されたミサイルを戦闘機で追うという超展開のステージもありなかなか楽しめました。
ボスがミサイルってのはすごい(笑)

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クリアー

何度かプレイするとついに最終面まで到達できました。
最終面は地上からの機関砲を避けながら地平線に見える敵機をミサイルで撃墜!
パンツァードラグーンにも似た展開でアツい!

最終面のボス、ブリガンダインを倒すとブリガンダインの甲板から射出された XF/A-49 WhiteSword との一対一のラストバトルに突入!
BGMもクライマックスを感じさせるアツいBGM!

XF/A-49は最新鋭のシステムで衛星からの攻撃を行って来ます。
衛星からレーザー攻撃が降り注ぐ! かっこいいです。

そこからドッグファイトへ。
XF/A-49 WhiteSword とのミサイルの打ち合い。

そしてクリアー!(EASYですが……)

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ラスボスが自機として使えるらしい

ランキングモードで全12ステージをクリアしてトータルで星49以上獲得(全てのステージを星4以上かつ1ステージ以上星5獲得)すればラスボスの XF/A-49 WhiteSword が自機として使えるようになるらしいです。
ランキングモードの方もプレイしてみましたがそこまでは至りませんでした。
星4以上でクリアというのも厳しければ星5(撃墜率100%、命中率もかなり高くないといけない)というのも厳しい!

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総評

アフターバーナーのようなスピード感を期待するとがっかりするかもしれませんが、サターンパッドでプレイすればそこそこ遊べます。
機体は F-16C がおすすめ。

この記事に使われているゲーム画面の著作権はすべて権利者にあり、当ブログは権利者の温情により使わせていただいている立場です。
権利者から削除要請があった際には真摯に対応いたします。

管理人

セガサターンと共に青春時代を過ごした1979年度生まれ。

幼少期にセガマーク3を買い与えられセガ道に入るも、ファミコン、スーパーファミコンと王道を進みセガはメガドライブとゲームギアを嗜む程度。

セガサターン世代になってセガ道に復帰。
セガのコンシューマハード事業撤退以降は世を忍んでセガサターンのソフトをコツコツと買い拾うもののプレイせず。

最近セガサターン現役時代気になっていたけどプレイしていなかったソフトをプレイしながらブログに記録することを始める。

ブログ内の誤りやリンク切れなどありましたら Twitter にてご連絡いただけますと幸いです(もちろんお問い合わせフォームでも構いません)

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