こんにちは、ハマチさん(@ss19941122)です。
今回はセガサターン初の野球ゲーム「完全中継プロ野球 グレイテストナイン」の紹介です。
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タイトル画面
メガドライブではセガの野球ゲームとして「プロ野球 スーパーリーグ」というシリーズがありました。
その流れを汲んだセガサターンでのシリーズがこの「グレイテストナイン」シリーズでしょう。
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日ハムのマスコットってこんなのだったっけ?
ゲームとしてはオーソドックスなファミスタタイプの野球ゲームです。
前年には革命的な野球ソフト「実況パワフルプロ野球’94」が発売されていたので(どう革命的なのかは別の機会に譲ります)、古臭い感じは否めませんが、実況を~~パクり~~取り入れ、なおかつ半透明を使ったり(上の写真の「VS」文字)球場(スタンド)を3Dモデルで表したり、次世代機らしさをアピールしています。
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3番松井、4番落合
データベース機能も入っていて、94年度のデータが参照できます。
94年度と言えば巨人と中日が同率首位で、直接対決の最終戦に勝ったほうが優勝という天王山でとても盛り上がった記憶がありますね。
20世紀の振り返り番組とかでも名勝負としてこ最後に桑田投手が討ち取った瞬間がよく流れます。
![](https://segasaturn-life.com/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/11c21a84c0ef9e6cd03a06e3fe7b3630.jpg)
普通に見入っちゃいますね……😅
![](/wp-content/uploads/greatestnine10_result.jpg)
阪神の亀山選手
阪神の亀山選手とか懐かしいですね……ヘッドスライディングが記憶に残ってます。
この頃は中学生で、野球もよく見ていたので覚えています。
ゲーム画面は見ての通りのオーソドックスな形ですが、打者が打つとカメラがシームレスに動いて守備の画面に変わります。
選手は実写取り込みなので何気にすごいです。
この辺にも次世代機らしさが出ていますね。
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カメラアングル
オプションでカメラアングルを変更することができます。
ここは MIDDLE か HIGH 以外はあまり使えないです。
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カメラアングル「LOW」
LOW だとこんな感じでとても見づらいし操作しづらい……。
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カメラアングル「HIGH」
HIGH だと割と見やすい。
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実況
さらに CD-ROM の大容量を活かして、通常の実況の他に副音声的な(?)応援が選べます。
「関東」「名古屋」「関西」「広島」「博多」の5種類。
- 関東「そんなバカな!」「信じらんねっ」「やられたぜ」
- 名古屋「こりゃいかんが〜」「抜かれてまったがね」「やめてちょー」
- 関西「抜けたで〜」「打たれてもうた」「あか〜ん」
- 広島「やばいんとちゃうか」「ええで!よう刺したのう」「つぎゃー討ち取ったれよ」
- 博多「抜かれんしゃった」「よかぞ〜」「気ぃ抜くっちゃなかとぞ」
……普通の実況がいいですね😅
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データ管理
実はデータ管理ユーティリティも備えています。
他にもトーナメントモード、ペナントモード、ホームラン競争、オールスターゲーム、エディットモードなど。
1番打者がライトゴロでアウトになったり、左中間抜けてフェンスにあたってるのにセカンドでアウトになったり、野球ゲームとしてはちょっとバランスがおかしく感じるところもありましたが、ハードの足場を固めるスポーツゲームとして手堅く作られている印象です。
![](/wp-content/uploads/greatestnine12_result.jpg)
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