【レビュー】クリア後の感想 球転界

クリア後レビュー

球転界は、セガサターン初期の1995年夏頃に発売されたピンボールゲームです。
ソフトの基本情報はこちらをご覧ください。

【データベース】 球転界
セガサターン用ソフト「球転界」の基本情報です。クリアまでにかかる時間、サタマガ読者評価、フレームマイスターとの相性なども記載しています。

開発元はメガドライブでデビルクラッシュMDという同系等のピンボールゲームを移植した実績を持つテクノソフト。
そのノウハウを活かしての開発でした。

手軽に遊べるピンボール

セガサターンの有名なピンボールゲームと言えば「KAZe」から発売されているデジタルピンボールシリーズがありますが、この球転界はその硬派な雰囲気とは真逆を行くユルい感じのピンボールです。
気負わずにお手軽にゲームを始めてちょっとだけゲームで遊びたい時にもぴったり。

また、ボール数や進行状況をセーブで保存できるのでクリアを目指して少しづつ遊ぶことも出来ます。
ロードしてもデータはなくならないので、何度でもやり直しが効くこの仕様はゲーム下手な私にはありがたいです。

ピンボールのステージは最上層から天空界、地上界、魔界の三層に分かれていて、各層個性的なギミックが用意されています。
魔界の溶岩にボールを落としてしまうとロストとなり、ボールを全て失うとゲームオーバーとなってしまいます。
広告の謳い文句によればギミックは100近く用意されているらしいです。

コミカルな世界観

ユルい感じのノリの世界観が魅力的な本作。
コミカルなキャラクターたちはぷよぷよ辺りとも通じるものがあります。
(サタンとか剣士が何となくぷよぷよに似ているような……)

ストーリーの方も、256年前に勇者によって封印された魔王ボールビンの復活を目論む「魔王ボールビン様を復活させる会」という集団による夜の馬鹿騒ぎ(儀式)などの苦情が寄せられているため、王様が自身の威信のために伝説の勇者たちを呼び寄せた……というおちゃらけた感じのもの。

こういう雰囲気のゲーム、好きです。あんまり無いですけどね。

主人公キャラクター

主人公キャラクターは剣士の「ソードシールド」と魔法使いの「結城となえ」、竜人の「ミドらん」の3人がいます。
それぞれ特技(と言ってもスコアの入り方とボールの破壊力が変わるだけですが)を持っていて、ボールが最高速の状態で一定時間経つと自動的に発動します。
私は3時間前に生まれたばかりという竜人のミドらんがお気に入りです。

四天王

球転界はピンボールゲームですが、ボスキャラも存在しています。
条件を満たすと四天王ステージで各四天王と対決になり、全員倒すとラスボスのボールビンが待つステージへと行けるようになります。
対戦する四天王は画面右上の四天王ルーレットによって決定。
四天王ステージはそれぞれ個性的な内容でおもしろい!

ハーピー

四天王ステージその1のハーピーのお部屋。
その1になっていますが、実は一番手強い相手かも。
とにかく部屋のモノにボールをぶつけて部屋をボロボロにぶっ壊します!
爽快感あり。

ウサ子

対決ステージは「禁断!ウサ子の森」。
木に登ってりんごを取ろうとするウサ子をはたき落として阻止するステージです。
登ってくるのが結構早い。

サキュバス

四天王ステージは「サキュバスたたき」。
画面に順次現れる9匹のサキュバスをボールで落とせばクリア。
1匹につき1回当てるだけで良いのでそれほど難しくはないです。

サタン

サタンとはなぜかサッカーのPKで対決。
4点決めれば勝ちです。
横っ飛びでゴールを防いできますが四天王ステージの中では一番簡単かも?

ファイナルバトル

四天王ステージを制したら「ファイナルバトル 時の神殿」へと進行していきます(さらに条件を満たしたら)。
演出は派手ですが何だか弱そう……(笑)
相手は魔王ボールビンではなく、復活させる会の人かな?

倒すと今度は変身(または復活?)した魔王ボールビンとそのまま対決です。
復活の演出中もボールは生きていて、ボールが落下するとロストになってしまうので気をつけたい。

魔王を倒すと一応エンディングが流れますがハイスコアを目指すためゲームは続きます。

サウンドも良し

テクノソフトということでサウンドは九十九百太郎氏のカッコいいサウンドが全開です。
エンディングに名前もあります。
CD音源で鳴らしているのでディスクをCDプレイヤーに入れればそのまま曲が聴けるところも嬉しい。

移植度

この球転界はプレイステーション版から遅れること5ヶ月での発売でした。
基本的にはプレイステーション版と違いはありませんが、軌跡がやや見やすくなったり、魔界ステージの背景の動きがダイナミックになったり、ボーナスポイントのズームアップ演出がなくなり画面が見やすくなったりと改良されている部分もあります。

逆に四天王ステージに入る時のローディング時間は長くなってしまいました。
当時に比べると私自身の読み込み速度への許容度は高くなっていると思うのですが、それでもこの読み込みはゲームからギリギリ集中を引き剥がされしまう長さで非常に勿体ないと思いました。

当時の評価

当時の雑誌やユーザーレビューの評価はあまり良くなかったようです。
フィールドが1つしかないのでボリューム不足と四天王ステージのローディングの長さが指摘されています。
私は(今回プレイして)この手のゲームはあまりやったことがなかったので新鮮でした。

プレイステーション版配信中

セガサターン版は中古としてはやや値段が高くなってきていますが、プレイステーション版の方はゲームアーカイブスにて配信中です。
興味のある方はぜひプレイしてみてください。

球転界
※本タイトルは、PlayStation®Storeにて2010/4/14から2016/4/28まで販売していた『球転界』と同一のゲーム内容です。重複購入にご注意ください。内容の説明仕掛け満載の定番ピンボール。子供から大人迄みな楽しめる複雑怪奇な仕掛けを多数設置。玉も台も動きも全てがリアル。盤面は広く上下にスライド。普通...

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ハマチさん

セガサターンと共に青春時代を過ごした1979年度生まれ。 レトロゲームレイダーNo.004 レトロコンシューマー愛好会 No.532 セガサターン友の会 No.20

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