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【レビュー】クリア後の感想 天地を喰らう2 赤壁の戦い

クリア後レビュー

こんにちは、ハマチさん(@ss19941122)です。
三国志のゲームはたくさん出ていますが、皆さんはどのゲームが思い浮かぶでしょうか?
ちなみに中国人の知人は、ナムコの三国志(ファミコンソフト)で三国志を勉強したと言っていました(笑)

今回は1996年にカプコンから発売された「天地を喰らう2 赤壁の戦い」(2はローマ数字)をレビューします。

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天地を喰らう2とは

天地を喰らう2は1992年にアーケードに登場したアクションゲームです。
パッケージの帯にも「アーケードのロングヒットゲーム 待望のセガサターン移植」と書かれているのですが、とても息の長いゲームでした。
未だにちょっと寂れたデパートとか駄菓子屋さんのゲームコーナーには置いてあったりするんじゃないかな?
販路と稼働率の良さでしょうか、2000年代でも結構見かけました。

内容はカプコンからリリースされていたファイナルファイトなどに代表される、いわゆるベルトスクロールアクションというタイプのゲームとなっています。
セガサターンで発売されたのは1996年のことで、アーケード版のリリースから既に4年も経過していました。

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セガサターン版の特徴

実は天地を喰らう2はプレイステーションで先行して発売されました。
セガサターンに移植されたのはそれから約半年後となっています。

プレイステーション版では敵の首が飛ぶグラフィック表現などがマイルドに変更されていましたが、セガサターン版ではほぼ忠実に移植!
他にもラウンドの途中でデータロードのためゲームが中断するという仕様が解消されています。

同時プレイ人数についてはアーケード版では3人までプレイ可能だったところが、2人までに減ってしまっています。
これはプレイステーション版も同様でした。

2018年に発売されたカプコンベルトアクションコレクションにも収録されていて、こちらは3人同時プレイができます。

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ゲーム内容

ゲームの舞台は2200年前の中国大陸。
劉備らの住む荊州に、漢の3分の1を手に入れた曹操が100万の軍勢で攻め込んできたところから物語は始まります。
全部で9のラウンドを戦い、最終的に決着をつけるのはサブタイトルにもなっている赤壁の戦いです!

キャラクターは関羽、張飛、趙雲、魏延、黄忠の5人から選択。
それぞれタイプの違う個性を持っています。
私はアーケード版で遊んだ際には剣を装備していてバランスの良さそうな趙雲をよく使っていました。

今回のプレイで感じたのは、実は関羽が一番遊びやすかったということ。
投げの間合いが広いのと飛び蹴りの判定が強力なので、初心者におすすめです。

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ステージ紹介

ラウンド1 博望坡の戦い1

劉備のいる荊州の新野城に曹操の軍勢100万が攻めてきました。
軍師の諸葛孔明は敵軍を迎え撃つため5人の武将を集めます。

ラウンド2 博望坡の戦い2

孔明の計略によって敵の退路を絶ち夏侯惇を打ち取りましょう。

ボーナスステージ1

ラウンド2をクリアすると孔明がごちそうを用意してくれました。
肉まんの早食い競争のボーナスゲームです。

ラウンド3 新野城

100万の大軍を相手にはできず、劉備軍は呉におちのびて再起を図ることにしました。
その前に曹操軍の先鋒を新野城の中におびき寄せ、火計で壊滅させる作戦を実行します。

ボスステージ

呉に逃げる劉備を追って、3人の女刺客が急襲!
ここはラウンドにカウントされません。
ボスを倒すだけのステージです。

ラウンド4 白河

新野城から逃げ出した曹操軍に孔明はせき止めてあった河水を放出し追い撃ちをかけます。
水計で壊滅した敵軍の残敵を掃討するため出撃です。

ラウンド5 長坂坡の戦い

五虎将と孔明の活躍で曹操軍の先鋒を倒し、新野城から呉へと向かっていた劉備軍でしたが、長坂坡でついに曹操軍に追いつかれてしまいます。
劉備の妻子を乗せた車が襲われたため救出に向かうことになりました。

ラウンド6 長坂橋

劉備の妻は重症を負っていました。足手まといになることを恐れた夫人は、子の阿斗(後の劉禅)を託し、井戸に身を投げました。
劉備の元へと戻ると追ってきた曹操の刺客との戦いとなります。

ボーナスステージ2

呉におちのびた劉備は孫権に同盟を提案しました。
このボーナスステージでは、孫権に劉備軍の力を見せるためとしてプレイヤーが木人を相手に戦います。
2人プレイ時は1Pと2Pで対戦する内容に変化。

ラウンド7 赤壁の戦い1

孫権と同盟を組み、曹操軍に対して赤壁で火計に打って出ます。

ラウンド8 赤壁の戦い2

計略が成功し、勢いづく劉備軍。
砦に退却した曹操に追い撃ちをかけます。

ラウンド9 華容道

砦を落とされた曹操は、華容道に逃げ込みました。
プレイヤーは曹操を仕留めるべく追い詰めます。
そして三国志最強の武将、呂布との戦いが。

曹操

史実通り曹操を逃がすか、それとも殺すか、または殺そうとするも返り討ちにあうか。
行動次第でエンディングは3通りに分かれます。

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何も考えずに遊べる痛快アクションゲーム

ゲームのいちばん大切なところ、「操作していて面白いかどうか」というところがしっかり抑えられています。
大きなキャラを操って画面内で暴れまくる。
時には馬に乗って雑魚を蹴散らす。
爽快なアクションゲームです。

ボスは大きく倒しがいがあります。
倒したときの「敵将○○討ち取ったりぃー」の勝ち名乗り(音声あり)は気分がいい。

ストーリーも合間に会話デモが入るので三国志をよく知らなくても何となくわかる。
難しいことは考えずに気楽に楽しめます。

クレジットは10クレジットのコンティニュー制です。
私はギリギリでクリアできました。

エンディングが3種類あり、キャラクターも個性が異なる5人なので何度も遊びたくなります。
プレイ時間も、最後までプレイしても1時間ほどなので気分転換にちょっと遊ぶのも良いですね。

カプコンベルトアクションコレクションはインターネットでの協力プレイにも対応しているようなので、今遊ぶならあえてセガサターン版ではなくこちらでよいでしょう。

スイッチ版

PS4版

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権利者から削除要請があった際には真摯に対応いたします。

管理人

セガサターンと共に青春時代を過ごした1979年度生まれ。

幼少期にセガマーク3を買い与えられセガ道に入るも、ファミコン、スーパーファミコンと王道を進みセガはメガドライブとゲームギアを嗜む程度。

セガサターン世代になってセガ道に復帰。
セガのコンシューマハード事業撤退以降は世を忍んでセガサターンのソフトをコツコツと買い拾うもののプレイせず。

最近セガサターン現役時代気になっていたけどプレイしていなかったソフトをプレイしながらブログに記録することを始める。

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