以前から外国人の Youtube 動画などでセガサターンが登場した際に、電源部分に外部化キットを導入しているものが多いことが気になっていました。
先日、サターンの外装を新品のクリアケースに交換した際にそれだけ買うと送料がもったいない気がしたので、一緒にセガサターンの電源外部化キット「Resaturn PSU」を注文してみました。

なぜ外部化するのか

基板
きっと何かメリットがあるのだろうと思っていましたが……。
結論から言うと必要がなければ替えなくて良さそうです。
なぜ外部化するのかというと、ここの部分が故障することが多いからのようです。
未然に故障防止のためであったり、すでに壊れてしまってやむなくといった形です。
私自身はセガサターンを過去故障したものも含めれば10台近く見てます。
CDを読み取らない、電源ランプは点くけど画面が映らない、こういった故障はありましたが、電源不良となって故障してしまったものはありませんでした。
一応この熱を持つ部分が外に出るので、他の部品へも良い影響があるということも見かけましたが、サターンの場合は最近のゲーム機と違ってそもそもそんなに熱くならないので気にするほどではなさそうです。
購入
クリアケースと同じく Game-Tech.us にて購入しました。
価格は購入時で $43.99(送料含まず) でした。
Amazon でも似たようなキットがいくつか売っていますが、ものは違うみたいです。
購入時に VA0(最初期型の本体)かそれ以外かを選択します。
少し部品が違うだけなのでどうせなら両方の分を入れておいてほしいですね……。
マニュアルはこちらにありました。

ACアダプタは付いていないので別で、ショップがお勧めしていた下記のアダプタを購入しました。

アダプタ
Amazon でもっと安いものもいっぱいあると思いますが、こういうのはケチると後々痛い目を見ることが多いので、お勧めされたままに購入しました。
感想

完成(外装交換済み)
今回取付けたのは VA7 の白サターンです。
当たり前ですが特に何か変わったと感じた部分はありません。
ただ、アダプタはスイッチング電源の性質上仕方ないらしいですが静まった部屋だと少しだけノイズが聞こえます(音を出してゲームをしていれば全く気付きません)。
ACアダプタはケーブルを別で差し込むタイプだったので、使わないときは抜いてます。
Terraonion MODE と併用してプレイしていても、ノイズが乗るとか不安定だとかは今のところ全く感じないです。
あえて導入する必要もないと思いますが、電源が壊れてしまったという方は検討してみてもよいのではないでしょうか。