こんにちは、ハマチさん(@ss19941122)です。
前回、帝都にて絵里子先生と再会して、彼女の正体を知りました。
そして翌朝、神帝と再び会うために城の庭園へと向かいます。
神帝を待つ
翌朝、城の庭園へとやってきました。
ユーノも一緒です。
万一何かの罠であることも警戒して、再び地下道からやってきました。
たくやもたくましくなってますね。
待っていてもなかなか現れないので、例の祭壇に行ってみることに。
相変わらず機械が動いているようですが……。
そこへ神帝改め亜由美さんがやってきました。
しかしこの亜由美さんはどの亜由美さんなんだろう?
いつからこの世界に?
そこへアマンダもやってきました。
近衛兵に捕まり処刑寸前だったところを亜由美さんに助けられ、説明を聞いたらしいです。
反神帝レジスタンスは納得できたのでしょうか。
亜由美さんの部屋でたくやと亜由美さんの二人で話をすることに。
デラ=グラントではテーブルを囲む習慣がないので絨毯にそのまま座るのだとか。
そういえば龍蔵寺と二人で話したときもそうだった……けどやつは絵里子先生と同じ別の次元から来たということだったからデラ=グラントの習慣はないはずだ。
デラ=グラントの話
亜由美さんは昔の話からはじめました。
内容はこうです。
人類がまだ猿人だったころ、卓越した文明を持った民族がいました。
(高ノ天原族というやつでしょうか?)
ある時「神の涙」(記録では隕石の衝突ではないかと言われている)によって滅亡することを予見してしまいました。
そこで彼らは滅亡を回避するため、別の次元へと移動することを考えました。
大陸そのものを次元移動装置に変えた。それを次元浮遊大陸デラ=グラントという。
彼らは地球が再び住めるようになったら戻る計画だった。
この先住民族の科学者リーダーが「グランティア」。
この大陸を維持するために酸素供給システムや人工植物、そして人工太陽などのテクノロジーが使われている。
あの祭壇にあったマザー・ブレインですね。
そしてこの過酷な環境を生き抜くためにあらゆる生命に改良を施した。
だからデラ=グラントの民は幼年期が短かったり、たくやたちの世界とは異なるところがある。
そしてその試行錯誤の過程で出来た言ってみれば失敗作がデラ=グラントの境に打ち捨てられた……。
ということはボーダーの外から来る怪物というのは、大昔は人間だったが改良に失敗した種の末裔というわけですね。
デラ=グラントは400年に一度という周期性を持って、たくやたちの次元と衝突しそうになっている。
それを回避するため、グランティアは自分の意識そのものでデラ=グラントを制御することにした。
これは文字通りのマザー・ブレイン……。
このマザー・ブレインは統合コンピュータ、グランドマザーという名前で、それが「神帝」と呼ばれているらしい。
そしてグランティアの精神とシンクロできる媒体として女性が必要で、それが巫女と呼ばれるようになった。
永い年月が経ち、当時の記憶も段々と失われ、コンピュータの指示は神の言葉になり、手順は儀式として残った。
目的が神聖化され、手順が儀式化したことによって本来は巫女の身体があればいいだけなのに、おかしな信仰となってしまったのですね。
亜由美さんはその「神帝」から正確な情報の取り出し方を知ったことで自然と「神帝」と崇められるようになった。
亜由美さんがこっちにやってきたのは龍蔵寺がたくやに拳銃を向けたとき、つまりプロローグの最後。
たくやが別の並行世界へと飛ばされたのと同じように、あゆみさんもデラ=グラントに飛ばされていた、と……。
400年の周期で次元が接近した結果、たくやたちの世界とデラ=グラントの間で人が移動する。
逆にたくやたちの世界に飛ばされてきたデラ=グラントの民が「高ノ天原族」と呼ばれていたと。
ただし、彼らはデラ=グラントで改良されていたためエネルギー源として超念石が無いと生きていけない。
まぁだいたいわかった!
つづく
次回の記事はこちらです。
この世の果てで恋を唄う少女YU-NO - Switch