※この記事では「フレームマイスター」をお勧めしていますが、現在は下記記事の RetroTINK 5X-Pro がおすすめです。
こんにちは。
先日こちらの記事でブラウン管はいいぞ、とご紹介しましたが、ついでなので各種接続方法による映像を比較してみることにしました。
セガサターンとテレビを接続する方法
セガサターンには本体に付属のコンポジット接続ケーブル(別売りもしていました)、S端子ケーブル、RGBケーブル、RFユニットの4種類の接続方法があります。
基本的にはブラウン管のテレビでも液晶のテレビでもコンポジット接続が使用できると思いますが、最新の液晶テレビなどではHDMI端子しか持っていないものもあるようです。
その場合はHDMI対応のアップスキャンコンバーターを通すことになります。
この記事ではコンポジット接続(黄赤白の標準ケーブル)、S端子接続、RGB接続を試しています。
RFユニットはファミコン世代で主流だった古い接続方法なので省いています。
コンポジットケーブル、S端子ケーブルはブラウン管テレビも液晶テレビもそのまま繋いでいます。
RGB接続についてはブラウン管の方はAVマルチ変換ケーブルでAVマルチ端子へ変換しての接続。
液晶テレビの方は、セガサターンからRGBケーブルでフレームマイスターへ入力し、HDMIに変換してテレビのHDMI端子で接続しています。
フレームマイスターはこちらのものです。
ちょっとお高いですが、1万円前後のアプコンを過去に何度も買って失敗している私としては最初からこれを買っていれば無駄な出費をせずに済んだのに、と早く買わなかったことをちょっと後悔しています。
私の環境
まず環境を書いておきます。
ブラウン管テレビ:KV-29DS65(SONY)
液晶テレビ:42Z3500(TOSHIBA)
撮影:iPhoneX
ソフトは2Dドットが映えているゲームということで「魔法騎士レイアース」を使用しました。
それでは見ていきましょう。
ブラウン管テレビ
コンポジット(黄赤白) | ||
S端子 | ||
RGB21pin(AVマルチ) |
液晶テレビ
コンポジット(黄赤白) | ||
S端子 | ||
RGB(フレームマイスター) |
最後に
※冒頭にも記載しましたが、この記事では「フレームマイスター」をお勧めしていますが、現在は下記記事の RetroTINK 5X-Pro がおすすめです。
フレームマイスターとRGBケーブルを使えば液晶でもかなり綺麗に表示できることがわかります。
また、コンポジットとS端子の画質差は、ブラウン管ではそれほど感じませんでしたが、液晶テレビの場合はその差を大きく感じました。
S端子付きの液晶テレビをお持ちでコンポジット(黄赤白)のケーブルを使っている人は、S端子のケーブルに変えると低いコストで画質満足度を大幅にアップさせることができると思います。
フレームマイスターは中で使われているチップの調達ができなくなり生産終了ということなので、興味のある方は下記のリンクよりぜひお買い求めください。
生産終了の発表からある程度経っていますが、いよいよ在庫の部品もなくなったとのことでじきになくなってしまうかもしれません。
私も迷っていましたが買えるうちに買っておかないと後悔するかもと思い、こちらのショップで買いました。
(あんまり安売りしているところは見ないのでポイント付く方が良いですよね……)
楽天カードでポイント9倍!【送料無料】マイコンソフト FRAMEMEISTER N フレームマイスターN XRGB-mini HDMIケーブル付 DP3913547 【限定セット】 電波新聞社
セガサターンで使用する場合は解像度の切り替わりの度に暗転してしまうのでそこだけは注意が必要です。
データベースの記事にはそこも含めて書いていきますので参考にしてください。
ソフト情報データベース用のカテゴリです。
また、以下の記事ではブラウン管とキャプチャへRGBを分配するのに使える gscartsw について書いています。
こちらもご参考までに。
参考
コンポジット/HDMI(Hyperkin)/S端子/RGBの画質比較動画を作成してみました。
動画ではS端子とRGBの差があまり感じられません。
RetroTINK 5X-Pro を使用していますので、おそらくそのアプコン性能が優秀なのではないかと思います。