こんにちは、ハマチさん(@ss19941122)です。
この記事では本体にデータを保存するための電池の入れかた、交換のしかたを解説します。 また、最後に少しだけ、拡張スロットにさすムービーカードについても紹介します。
昨今のレトロゲームブームの盛り上がりで、ゲームショップにも古いゲームやゲーム機が並ぶ光景を見るようになりました。 とはいえ古いものですから、本体だけとか本体とケーブルとコントローラーの最低限のセットで売られていることが多い。
説明書がなくても「セガサターンのデータをセーブする場合はどうしたらいいのか?」がわかるようにこの記事を書きました。
本体に保存(セーブ)する
セガサターンにはメモリーカードなどの周辺機器なしに本体だけでセーブデータを保存する機能が備わっています。

セガサターンを起動した時、上の写真のように日付の設定画面になった場合は、本体にセットされているボタン電池が切れています。 ボタン電池がセットされていない場合も同様にこの画面になります。 このままではゲームのデータを本体に保存することができません。 しかも起動する度に毎回この画面が出ます。 すぐにボタン電池を交換しましょう。
ボタン電池の交換方法
セガサターンで使用する電池の種類はボタン電池です。

CR2032という型のもので、電器店やコンビニ、100円ショップでも売っています。 価格はだいたい200円前後です。

ボタン電池はセガサターンの背面にある拡張スロットの部分に収められています。 写真の部分です左側です。 拡張スロットのふたはネジ止めなどはされていないので、簡単に開けられます。

ふたを開けると、このようにボタン電池が入っています。

まずは古い電池を外します。 この図のように、電池をぐっと奥に押し込み、押しながら手前の方を上に持ち上げると外れます。

新しい電池を入れる時は、先をナナメに差し込んで、手前側を下におろしてパチンとはめ込みます。 説明書の図を参考にしてください。
電池の寿命
説明書には「電池交換は1年を目安に」と書かれています。 とはいえ経験上2〜3年ぐらいは持ちます。 できれば毎年11/22のセガサターンの発売日に忘れずに交換してあげると安心ですね。 ボタン電池を外すと本体に保存されたセーブデータがが消えてしまいますので、交換前にパワーメモリーを用意しましょう。
ムービーカードとは
電池の上は拡張スロットになっており、 ムービーカードやツインオペレーターを挿入することで機能を拡張することができます。

ムービーカードは、セガサターンにセットするとビデオCDが再生できるようになるセガサターン専用の拡張カードです。 なんと定価は19800円です(写真はムービーカードの機能も併せ持つ上位機器、ツインオペレーターです)。

ビデオCDの他、ムービーカード対応のゲームではMPEG形式のムービーが再生されることでよりキレイで大きなムービーを楽しめます。 「湾岸デッドヒート+リアルアレンジ」や「ガングリフォン」のようなムービーカード対応ソフトや、「LUNAR シルバースターストーリーMPEG版」のようにムービーカード専用のソフトもあります。

ツインオペレーターはこのムービーカードに加えてフォトCDを再生する機能も追加したものです。 フォトCD機能のみのフォトCDオペレーターもありますが、こちらはCD媒体なので拡張スロットは使用しません。
ムービーカード対応(専用)ゲームソフト
「LUNAR シルバースターストーリーMPEG版」はムービーカード/ツインオペレーター専用のソフトになっています。 ムービーカードが挿入されていない場合このような画面になって、ゲームをプレイできません。

ボタンを押しても何度もこのメッセージが表示される
通常の「LUNAR シルバースターストーリー」と比較してみます。
通常版 | MPEG版 |
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このLUNARの場合、MPEG版は大きくてノイズが少なくなっています。 色合いは通常版の方が良く感じますが、やはりゲームとアニメーションとが自然につながる大画面が良いですね。
今回は電池の交換方法&ムービーカードについて紹介しました。 それでは、良きセガサターンライフを!