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セガサターンにデータを保存するには? 本体内蔵メモリとパワーメモリー

セガサターンの基礎知識

こんにちは、ハマチさんです。
パワーメモリーやセーブデータについて検索される方が増えているようなので
今回はセガサターンのセーブデータについて解説しようと思います。

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セーブデータの保存

セガサターンは周辺機器がなくとも、本体に内蔵されたメモリにセーブデータを保存することができます。
安心して本体をご購入ください!

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セーブデータ管理について

セーブデータを管理する画面に入るには、ディスクを入れずに本体を起動するか、Aボタンを押しながら起動またはリセットしてマルチプレイヤー画面を出します。
上段中央の「保存データ画面」を選ぶと、データのコピーや削除ができる画面に入ります。

こちらが保存データ管理画面です。
LまたはRボタンを押しながら起動またはリセットすることで直接この画面に入ることもできます。

内蔵メモリは電池で保存されていて、本体裏の蓋を外し、ボタン電池を入れれば本体にデータを保存できるようになります。
電池の入れ方はこちらの記事を参照してください。

セガサターン本体にセーブするための電池交換方法
セガサターン本体にセーブするための電池の入れかた、交換のしかたを解説します。

パワーメモリーは接触が悪く認識させづらいですが、カートリッジの後ろにはがきを挟むことで認識率が高まります。動画にしてみましたので参考にしてください。

よくセガサターンのパワーメモリーはデータが消えるという方がいますが、正しく認識させたあとは基本的に抜き差しを行わなければデータが消えることはほぼありません。
(今までにソフトのバグと思われるデータ不良に2回ほどあたりましたが、それ以外でデータ消失を体験したことはありません)

抜き差しした際は必ず保存データ管理画面で正しく認識されていることを確認してからゲームを始めましょう。

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容量(ブロック数)はどのくらい?

本体の保存容量は462ブロックで、その範囲内であれば複数のデータを保存することができます。

例えばバーチャファイターなら17、デイトナUSAなら39といった具合です。
つまりバーチャファイターと同程度のセーブデータ量のゲームを27個も保存できることになります。

中にはセーブデータが1ブロックというゲームもありますから。
決して特殊なゲームではなくいくつも存在します。
ブロックが細かく分かれているのは容量を無駄なく使える親切設計と言えるでしょう。

ただ、シミュレーションゲームなどデータ量の多いゲームでは消費ブロック数も多いです。
サカつく2はメインのセーブデータで401ブロックも消費します。
SEGA AGESファンタジーゾーンのトレースデータ(リプレイデータ)はなんと3376ブロックも使います。
これはパワーメモリーでないと保存できませんね(通常のレコードだけなら3ブロック)。

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パワーメモリーとは

そこで登場するのがパワーメモリーです。

本体内蔵メモリの約16倍の7987ブロック保存可能です(多少の誤差があります)。
パワーメモリーはフラッシュメモリを採用しているため、電池切れの心配はありません。
当時は書き込みの寿命が1000回ぐらいと聞いたような気がしますが、私の使っている範囲では今のところ問題は出ていません。

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パワーメモリーの種類

パワーメモリーにはいくつかバリエーションがありますが、機能/性能に違いはありません
カートリッジと、カートリッジに貼るラベルシールが2枚付属しています。
初期の本体と合わせたゴールドパッケージに中身は灰色の初期バージョン、新価格版と合わせた赤いパッケージに中身はミストグレーのバージョン、サクラ大戦のパッケージで、ラベルがサクラ大戦仕様になっているバージョン(色はミストグレー)があります。

ちなみに私は本体がスケルトンのセガサターンを主に使っています。
普通のパワーメモリーを挿すと色が全然合わないので、色が近くて同じくスケルトンな「拡張4メガRAMカートリッジ」のシールを剥がして、ネジを外して中身をパワーメモリーと入れ替えて使っていたりします。

ときめきメモリアルバージョン

さて、パワーメモリーとして販売されていたのは前述の3種類ですが、ゲームに同梱されていたバージョンもあります。
一番よく見かけるのが緑のパワーメモリー。
これはときめきメモリアルスペシャル版(初回限定版)に同梱されていたものです。
リサイクルショップ等でも通常のパワーメモリー以上に見かけるのではないでしょうか?
なぜよく見かけるかというと、ときめきメモリアル初回限定版はワゴンの常連で新品980円でよく売られていました。
パワーメモリーは単体で買うと定価で4800円しますので、パワーメモリーを買うより断然お得だったのです。

たまごっちバージョン

他にも、セガサターンで発見 たまごっちパークにもピンクのパワーメモリーが同梱されていました。
こちらも投げ売りされてはいましたが、1998年発売でそもそもソフトの流通量もときメモとは違ったと思われるため
ときメモほど見かけませんでした。

このたまごっちのパワーメモリーは最初からたまごっちのデータが入っていますが、他のゲームのデータも保存できるので普通のパワーメモリーとして使用できます。
ただし……

このたまごっちのデータを消して(消す、初期化する)しまうと、たまごっちはデータを保存することができなくなってしまうようです。
たまごっちのセーブデータは532ブロック使うため、本体にコピーしておくということはできませんね。
本体に保存できないのでパワーメモリーも一緒に販売していたのでしょう。
であればデータを消してもパワーメモリーさえあれば新規保存できるようにもしてほしかったですね。

未検証ですがフロッピーディスクドライブ(後述)ならバックアップしておくこともできそうです。

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フロッピーディスクドライブ

パワーメモリー以外には記録媒体としてフロッピーディスクドライブがあります。
1枚のフロッピーディスクを2分割して使いますが、詳しくは下記の記事を参照してください。

1枚で本体の50倍保存できる! セガサターン フロッピーディスクドライブとは?
パワーメモリーの約3倍の容量を保存できるセガサターン フロッピーディスクドライブについて解説します。

今回は本体メモリーとパワーメモリーの話でした。
これからセガサターンを始めたい人はぜひ参考にしてください。

それでは良きセガサターン生活を!


【駿河屋】セガサターンハード パワーメモリー(ミストグレー色/後期白バージョン)


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この記事に使われているゲーム画面の著作権はすべて権利者にあり、当ブログは権利者の温情により使わせていただいている立場です。
権利者から削除要請があった際には真摯に対応いたします。

管理人

セガサターンと共に青春時代を過ごした1979年度生まれ。

幼少期にセガマーク3を買い与えられセガ道に入るも、ファミコン、スーパーファミコンと王道を進みセガはメガドライブとゲームギアを嗜む程度。

セガサターン世代になってセガ道に復帰。
セガのコンシューマハード事業撤退以降は世を忍んでセガサターンのソフトをコツコツと買い拾うもののプレイせず。

最近セガサターン現役時代気になっていたけどプレイしていなかったソフトをプレイしながらブログに記録することを始める。

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