こんにちは、ハマチさん(@ss19941122)です。
しくじり先生のカズレーザーさんによる特別授業はご覧になりましたか?
最大のしくじりは番組でメガドライブミニに一切触れなかったことではないでしょうか……(笑)
そして何と番組の最後にはさらにドリームキャストのしくじりが放送を示唆する予告が!
そこでドリームキャストのしくじりの回に出てくるであろうエピソードを私なりに考えてみました。
その前にスーパー32X
その前に、スーパー32Xが twitter でトレンド入りしていたようなのでスーパー32Xの話を。
私はスーパー32Xは持っていませんでした。
心情的には買う一歩手前のところまでは行っていたのですけどね。
当時の私は中学生だったので当然お金もなく、セガサターンは高すぎて買えるわけないと最初から諦めモード。
しかしスーパー32Xは値段も安いし、接続先のメガドライブも既に持っている。
しかもセガサターンと同じ32bitCPUを搭載していて、セガサターンのカートリッジタイトル(当時はカートリッジスロットのゲームも出ると思っていた)と同じゲームが遊べるものと勝手に思っていました。
そんなわけでスーパー32Xを買おうかどうか、本気で迷っていたのです。
ところが結局のところ、そのスーパー32Xを買うお金もないし、さらにはスーパー32Xを使うにはメガCDが必要と勘違いをしていたので手を出さずに済みました(笑)
そして年が明けて翌年高校に入学し、(紆余曲折あり)セガサターンを買ったのでした。
ここから本題のドリームキャストのしくじりです。
落ち武者の新聞広告でスタート
新聞の全面広告でいきなり敗北してる状態からのスタート。
翌日はそこから立ち上がる内容で、確かに当時の状況を正直に表現してはいるのですが話題についていくためにみんなの買っているものを買うという風潮の強いゲーム機市場では逆効果なのではと心配でした。
発表会で社長のクビ(頭)飛ばしちゃった
ゲーム機の発表会はそのゲーム機のポテンシャルを見せるお披露目の場。
そこでデモとはいえ社長の頭で遊んで最後には飛んでいってしまうという考えようによっては縁起の悪いデモで臨んでしまいます。
私はセガ派なので新しいハードに期待しかありませんでしたが、他のゲーマーからは結構バカにされている感じでした。
湯川専務は知ってるけど、ドリームキャスト……?
ドリームキャストは発売前から湯川専務を前面に押した自虐CMシリーズを展開していました。
このCM自体はかなり話題になりました。
ところが肝心のドリームキャストが全然出てこないの。
一応途中から名前は出ていますが知名度には全く貢献せず……。
湯川専務が謝ってまわる
ソニーはドラクエ7の発売が遅れに遅れていたこともあってまだまだプレイステーションを引っ張る気満々。
一般層はともかくプレイステーションに飽きてしまったゲーマー層には新しい高性能ハードは魅力的に映るはず!
しかもセガサターンでソニックの正統後継作を出さないという大しくじりをしてしまったセガが、今度はソニックをすぐ投入するという好プレー。
ところがです。
NECが提供していたビデオチップの歩留りが悪く、発売日に十分な台数を確保できませんでした。
案の定、発売からしばらく品薄となり販売機会をロス。
湯川専務が品薄を謝ってまわるというCMまで制作されました。
モデムを標準装備していたのでプロバイダーもやることに
ドリームキャストはインターネットに接続する機能を家庭用ゲーム機で初めて標準搭載したマシン。
ネットワークゲームというフロンティアにユーザーもゲーム会社も大いに期待しました。
ところがまだインターネットに触れている人は少なかった時代。
インターネットに接続するにはインターネットサービスプロバイダと契約しなければならないということなど普通の人はわかりません。
ドリームキャストを買った人が余計なことを考えずインターネットに接続できるようにプロバイダー事業にまで参入しました。
連動するはずの携帯ゲーム機が売れない
ネオジオポケットと連動するようにしたもののネオジオポケットが全く売れず。
対応ソフトもほとんど発売されず。
やっぱりカラオケ機器発売
メガドライブに続いてドリームキャストでもカラオケが発売されていました(笑)
セガはモデムとカラオケとゴジラが好きなんですねー。
シェンムーにお金も時間もかかりすぎた
ドリームキャスト発売早々に大々的な発表会で登場したシェンムー。
しかし待てど暮らせど発売されず、結局発売されたのはほぼ丸一年後で、しかも全11章のうち1章のみ。
CMで巨額の制作費アピールも、ウリにするところ違うのでは……という。
個人的に思う最大のしくじり
個人的に最大にしくじっていたと思うのは ゲーマー層も掴みきれていないのにゲームをやらない層に向けたプロモーションが多かった ということに尽きるのではないかなと思っています。
しくじってないところもいっぱいあるよ
しくじりということでイケてなかったところを挙げたわけですけどいいところもいっぱいありましたよ。
セガサターンでの失敗を教訓に海外ではスポーツゲームを充実させました。
バーチャルコンソールやPSアーカイブスのようなサービスはドリームキャストのドリームパスポートが先駆けでしたし、
クラブニンテンドーのような、ソフトに封入されたポイントでグッズを貰えるサービスもドリームキャストが最初にやっていました。
マイクコントローラーや釣りコントローラー、マラカスコントローラーなど色々な体感機器もでました。
シェンムーだって現在の3Dゲームの礎を築いたと言っても過言ではないソフトです。
その名の通り夢のある意欲的なマシンでした。
ということでしくじり先生のドリームキャスト編も楽しみですね。